#ドギーマン#
夢女受験生です。片足を上げたまま立つことができます。
先日、家に犬がいたので撫でていたところ、その犬が突然人語を話し始めました。
「人間って下僕まぢで使えねーな!」
その犬はギャルのような口調でそう告げたあと、撫でていた私の手を払い除けました。
ギャル犬は二本の後ろ足で立ちました。
ふとギャル犬の爪を見ると、ウルヴァリンみたいに長くてキラッキラで、私はギャルすげーと思いました。
「人間クンさ~、犬様来たらするコト、分かるッショ?なんのためにウチらより脳みそ入ってんのワラ?」
ギャル犬はモフモフの耳をパタパタ、モフモフの尻尾をフリフリしました。
私はすぐに、おやつだな、と察しがついたので鳥のアキレス腱をあげました。(人間が食べても美味しくないです)
「嬉しくなんかないんだからねッ!」
アキレス腱に飛びつくギャル犬は、尻尾のフリフリが止まりません。
ギャル犬は典型的なツンデレでした。
私はギャル犬を見ながら、来世はこうなりたいなと強く思いました。